津山中央病院


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看護部
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4階西病棟

4階西病棟  脳神経外科 内科(49床)

 脳血管疾患(クモ膜下出血・脳出血)頭部外傷・脳梗塞など突然に発症された患者さん、進行性神経難病の患者さんを受け入れています。
 脳神経疾患の患者の多くは、意識障害・運動麻痺・失語症等の症状があり、今までの日常生活が送れない状態で 入院生活となってしまいます。そんな中での患者さん、ご家族の不安は測り知りません。
 救命救急センターから緊急手術・処置治療を行なった重篤な患者さんが当病棟での看護治療をうけることになります。県北の地域連携の急性期を担うため、意識状態が悪く運動麻痺を持つ患者さんでも入院時からリハビリに取り組む姿勢を持っています。
 超急性期の生命維持や呼吸管理・循環の管理を行いながら、常に回復期 慢性期を見据え当病棟を一人でも多く、退院して行かれる事を目標としています。
 「歩けない」「話せない」「食べられない」「見えない」などと重篤な症状や認知機能の低下によって日常生活が一人で送れない患者さんの日常生活援助をおこなっています。
 日常生活援助を通しての機能回復や廃用症候群の予防は重要です。清潔援助 車椅子移動 トイレ誘導 嚥下訓練 食事介助など個々の患者の病態 ADLに合わせて援助を行います。患者の変化を日々観察することで援助方法を判断変更を行なっています。
 日々続く日常生活援助は看護師一人の力では無理です。24時間の勤務体制の中でスタッフ全員が受け持ち以外でも協力態勢をとることで成り立っていると自負しています。
 看護師・医師の連携は勿論ですが、日々の患者さんの状態をよく知り、家族の思いも理解した看護師がリハビリテーション、MSW等のチーム連携を大切に行い、機能回復を達成するよう努力しています。
 

病棟の基本方針

1.十分な説明と同意に基づいた、患者中心の医療を実践します。
2.変化に応じた判断力・看護実践能力を高め、患者・家族の支援を行ないます

 

部署目標
 

1.患者、家族の視点に立ち、安心安全な看護を提供する。
2.地域包括ケアの促進のために、多職種、関係機関との連携を強化する。  
3.専門職業人として自己研鑽に励み、質の高い看護を提供する。   

  看護部